
ペラペーラ、ペラペーラ、ペラペーラ

ストップ!おまんの話わかりにくい!

え、、、、そんな事言われても、必要なこと話してるのに。。。

適当に話を並べてるだけに聞こえるで。

じゃあ、どうすればいいのさ。。。

よし、今日は話がわかりやすくなるPREP法について説明したろ。
PREP法を理解して、
・話を相手に正確に伝えることができるようになる
・話を簡潔に伝えることができるようになる
・話に説得力をもたせることができるようになる
今回は、PREP法について解説します
プレゼン上手、面接上手な人なら誰でも知っているぐらい有名なものです。
仮にPREP法という言葉知らなかったとしても、自然とPREP法を駆使してます。
PREP法を使うと、お前の話はわかりにくい!って言われなくなります。
それでは説明してきます!
PREP法とは
PREP法とは、こういう順番で話せば分かりやすくなるという鉄板ルールです。
PREPというのは英語の頭文字を取ったもので
R:Reason(理由)
E:Example(具体例)
P:Point(要点)
です。
わかりやすく話すためには、PREPの順番通りに話すのが重要です。
・その次に理由
・そして事例を補足して
・最後に再び伝えたかった要点でまとめる
わかりやすいプレゼン、わかりやすい文章ほぼ全てがこのPREP法に従ってます。
PREP法が効果的な理由
PREP法が効果的な理由は3つあります。
②:事例を話すと自分ごととして捉えられるから
③:要点が2回繰り返されるから
順番に解説します。
①:要点から話すとインパクトが出る
何事も要点から伝えるのは重要です。
なぜなら、結論を先に伝えると説明にインパクトが出て、
聞く側も、その結論を前提して聞く姿勢が整うからです。
それに理由をつければ、話の要点の理解はバッチリです。
これは、ロジカルシンキングのピラミッドツリーも同じです。
つまり、結論→理由という流れです。
なお、ロジカルシンキングについては、こちらの記事をどうぞ。
②:事例を話すと自分ごととして捉えられるから
ただ、要点と理由だけ伝えても、具体例がないとイメージがつきにくいです。
そこでE(具体例)を入れます。
具体例を話すことでイメージが膨らみ、
聞き手は話の内容を自分ごとのように捉えることができます。
これにより、さらに話の理解度が深まることになります。
③:要点が2回繰り返されるから
重要なことは1度だけ伝えるよりも、何度も伝えた方が記憶に残ります。
理由や具体例を挟んで、最後にもう一度結論を伝えることで、相手の記憶、理解度がさらに深まります。
さらに、最後に付け加えを行うと印象に残りやすいです。
(メールの最後に「P.S」って付いてたら、つい読んじゃいますよね。笑)
そのため、PREP法ではP(ポイント)が2回繰り返されます。
PREP法の具体例
さて、次に気になるのは具体的にどう使えばいいのかという事ですよね。
ということで、PREP法の具体例を、
PREP法を使わない場合と使う場合で比較して3つ紹介します。
PREP法を使わない書き方でイラッとしてから
PREP方を使う書き方を見ていただければと思います。
ブログのアクセス数を上げたい場合
PREP法を使わない場合
1ヶ月にPVが1,000くらいなら数十円くらいしかもらえないんだけど、
100,000くらいなら数万円入るんだよね。
あ、広告料の話ね。
で、アクセス数が増えると結局広告料も増えるから、
アクセス数上げたいよね。
PREP法を使う場合
P(要点):ブログのアクセス数を上げたい
R(理由):なぜなら広告料が増えるからだ
E(具体例):例えばPVが1,000/月なら数十円だが、PVが100,000/月なら数万円の広告料が入る
P(要点):だから私はブログのアクセス数を上げたい
勉強アプリをおすすめする場合
PREP法を使わない場合
昨日、こんなアプリダウンロードしてさー。
あ、勉強のアプリなんだけど。
昼休みとか通学時間に見てて、なんか、勝手に覚えることがでてくるんだよねー。
スキマ時間とかうまく使えるようになったわ。オレすごくね?
ってことで、このアプリおすすめ。
PREP法を使う場合
P(要点):勉強するならこのアプリがおすすめです
R(理由):なぜなら自動で繰り返し覚えることを表示してくれるからです
E(具体例):例えば、通勤・通学時間や休み時間にアプリを開くだけで覚えることを復習でき、無駄な時間が減らせます
P(要点):なので、勉強するならこのアプリがおすすめです
面接官に広告宣伝の仕事ができるか質問された場合
PREP法を使わない場合
ええっと、広告宣伝に関する仕事ですか。
そうですね、前職では営業に関する仕事をしてたんですが、広告宣伝の方とも交流する機会が非常に多かったんです。
そういった人達から食品の広告宣伝のやり方とか、色々と聞いたことがあります。
その話を聞く限りでは自分でもできるんじゃないかなぁ、って思います
なので、答えとしてはできると思います。
PREP法を使う場合
P(要点):はい、広告宣伝に関する仕事も出来ます
R(理由):なぜなら、前職は営業でしたが、営業時に広告宣伝に関わる方から色々な情報を得ていたからです
E(具体例):例えば食品に関する広告宣伝であれば、チラシの見せ方やキャッチフレーズなどの注意点などを理解しています
P(要点):ですので、私は広告宣伝に関する仕事も出来ます
PREP法のポイント
PREP法を使う際のキーワードをお伝えします。
PREPのそれぞれの冒頭に、下記のキーワードを付けてください。
R(理由):「なぜなら」「理由は」
E(具体例):「例えば」
P(要点):「だから」「なので」
最初のPはちょっと無理矢理感がありますが、
まず要点から言わなければならないことを意識するためです。
その後、Rは理由なので「なぜなら」「理由は」
Eは具体例なので「例えば」
最後のPはまとめなので「だから」「なので」
がキーワードとなります。
慣れればこのキーワードにこだわる必要はありませんが、
慣れるまでは強制的にこの接続詞をテンプレートとして使ってください。
PREP法のまとめ

なるほど、大事なポイントから話すのか。

そや。
日本語はどうしても結論を大事なポイントを最後に持っていきがちやからな。
そこを意識するだけで大分変わると思うで。

はーい。
この記事のまとめです。
・PREP法は要点→理由→具体例→要点の順に話す
・PREP法のそれぞれにキーワードがあるので、慣れないうちはテンプレとして使う
ところで、この記事の構成もPREP法になっていることを気づいていましたか?
R:PREP法が効果的な理由
E:PREP法の具体例、ポイント
P:PREP法のまとめ
ちょっと意識するだけで、今日から使えるテクニックです。
お前の話はわかりにくい!と言われる人が少しでも減ると嬉しいです。
それではっ!
参考書籍
話すスキルUP すぐできる! 論理的な話し方 話の組み立て方が上手になるPREP法の使い方
著者の大島友秀氏は、日本経済新聞社主催の英語ビジネスプレゼンコンテストに準優勝したスピーキングのプロです。
プレゼンやスピーチで活用できるPREP法の書籍です。
コメント