皆さんおはこんばんちは!まおすけです!
皆さん、エクセルで作業していて、日付を入力して、その隣に曜日を出すことがあると思います。
そんなとき、カレンダーを見ながら直接曜日を入力してませんか?
そんなことしなくてもあっという間に日付から曜日を表示させる方法があります。
ということで、今回はその方法について解説していきます!
日付から曜日を出す原理
エクセルのことやし、自動で曜日を検索してくれる関数があるんじゃね?
と思った方。
似ているんですが、ハズレです。
まず下の図を見てください。
入力値は「2016/2/3」となっているのに、実際の見え方は「水曜日」となっていますね?
これが今回紹介する方法です。
簡単に言うと、
実際に入力するのは日付なのに、フィルターをかけて見え方を曜日にする
というなんだかインチキ臭い方法になります。
イメージはこんな感じ。
で、このフィルターをかける方法が以下の2種類があって、どちらを選んでも結果に差はありません。
①表示形式の変更
②TEXT関数
お好みで好きな方を選んでください。
ということで、この2つのフィルターをかける方法について順番に解説していきます。
①表示形式の変更
結論
説明とかいいから、さっさと結論だけ教えろよ!という人のために、結論だけ先に書いちゃいます。
下の図で言うと、C2に「2016/2/3」に対応した曜日を出したい場合、以下のように入力していきます。
①C2に曜日を表示したい日付を入力(今回の例では「B2」を参照しています。)
②C3で「Ctrl + 1」 を押してセルの書式設定ダイアログボックス表示させ、「表示形式」タブの「ユーザー定義」において「aaaa」と入力。
③入力値はそのままで、見た目が曜日になる
これでOKです。
表示形式の変更の説明
少し詳しめに説明していきますね。
まず、最初の原理で説明したとおり、値はそのまま入力します(今回の例ではA2を参照してます)。
それを、「表示形式」というフィルターをかけて見た目だけ変えるのですが、
今回のように「曜日に見せる」というフィルターをかける場合、表示形式のユーザー定義で「aaaa」と入力します。
すると、エクセルさんが
「この値の見た目を曜日にしたいんだね!」
と解釈して、勝手に見た目を曜日にしてくれます。
ちなみに「aaaa 」はMicrosoftが決めたものなので、なんで?って疑問は考えるだけ無駄です。
気合で覚えましょう。
なお、見た目を曜日にするフィルターはいくつか種類があるので、最後にまとめてご紹介します。
②TEXT関数
結論
こっちも、さっさと結論だけ教えろよ!という人のために、結論だけ先に書いちゃいます。
下の図で言うと、C2に「2016/2/3」に対応した曜日を出したい場合、以下のようにTEXT関数を入力します。
結果は先程と全く同じです。
TEXT関数の説明
こちらも、少し詳しめに説明していきます。
TEXT関数の構造と日本語訳は以下のとおりです。
ということで、最初に説明したとおり、表示形式を変更する方法とやってることは全く変わりません。
②でフィルターを記載するんですが、「aaaa」というフィルターの書き方も同じです。
ただ、1点だけ②の入力で注意点があります。
「 aaaa 」は 「”(ダブルクォーテーション)」 で囲んでください。
下の図はダメな例です。
これだけ気をつけてもらえればOKです。
その他の曜日に関するフィルター
今回の例では全て「aaaa」というフィルターを使いましたが、
実は曜日に関するフィルターは他にもあるので、まとめてご紹介します。
「aaaa」の部分を好きなものに変えてもらえれば、自由に表示が変えられます。
ご自分で試してみてくださいね!
まとめ
日付から曜日を表示する方法として、
①表示形式の変更
②TEXT関数
の2つを説明しました。
どっちでもお好みな方を使ってください。
あなたの作業時間が劇的に減りますよ!
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