行列選択のショートカット【使いやすくなる設定変更も解説してるでよ!】

エクセル術

皆さん、おはこんばんちは!まおすけです!

今までエクセルで行や列をマウスで選択していた方に朗報です。

今までマウスをちびちび動かして2秒くらいかかっていたものが、0.5秒くらいに短縮できる方法があるんです

(うん、まあショートカットなんですけどね。)

もし使ってない人がいたら、ぜひ今回の記事を見ていってください!

実は初期設定では少し使いにくいショートカットなんですが、抜群に使いやすくなる設定変更の方法も解説しているので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!

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今回紹介するショートカットはこれだ!

ショートカットキー

ShiftSpace

CtrlSpace

機能

行を選択

列を選択

ランク

S

機能

エクセルを操作していて、行とか列を選択したことない人、手を上げてください。

はい、いませんね。いませんよね。いるわけないですよね。

で、行とか列を選択するとき、大半の人は左の方の数字をポチっと押す、あるいは上の方にあるアルファベットをポチッと押してると思います。

いちいちマウスを動かしてみみっちい場所をクリックしにいくなんて、

そんなストレスMAXな操作とはサヨナラです。

今日からこのショートカットを使ってください。

行とか列を一瞬で選択してくれます。

で、そのままでも便利なんですが、少し初期設定を変えるとより便利になるので、

設定方法を説明しますね。

初期設定を変えてしまおう!

初期設定変更

微妙なこと書きますが、

Shift+Spaceは初期設定のままではちょっと使いにくいです。

いつでもShiftSpaceで行を選択できればいいんですが、

実はShift+ Spaceを押すと半角スペースが入力されてしまうことがあります

原因は、ぼくらが日本人だから。

もうちょっとまじめに説明すると、日本語入力システムがオンになっていると、日本語入力の操作が優先されてしまうので、ShiftSpace が「半角スペースの入力」になってしまうんです。

超絶便利なショートカットなんですが、そこだけは欠点。

でも、実は言語ソフトの初期設定を変えてしまえば解決できます

Microsoft IMEの場合

1.画面右下の言語バーあたりで右クリックして設定を選択

言語バーの設定をクリックする

2.Microsoft IMEを選択してプロパティをクリック

言語バーにおいてMicrosoftIMEのプロパティを選択

3.「編集操作」タブから、キー設定の「変更」をクリック

言語バーで編集操作のプロパティを選択

4.Shift+Spaceの「別幅空白」を「-」に変更

言語バーで列幅空白を-にする設定変更

5.「列幅空白」が「-」になったのを確認してOKを押す

Google日本語入力の場合

1.言語バーあたりで右クリックして設定を選択

言語バーの設定をクリックする

2.Google日本語入力を選択してプロパティをクリック

言語バーでGoogleのプロパティを選択

3.一般タブから、キー設定の編集をクリック

言語バーの設定変更の図

4.モード「入力文字なし」、入力キー「Shift Space」をクリックしてから、「編集」から「選択されたエントリーを削除」をクリック

言語バーの初期設定について、shift SPACEを削除

5.Shift Spaceが消えたのを確認してOKを押す。

この設定で、日本語入力モードだろうがなんだろうが、

ShiftSpace」を押せば行が選択できるようになります。

もしかしたら使っているバージョンとかによって、プロパティの場所が違うかも。

あと、自分はGoogle日本語入力以外使わないので、他のソフト使ってる場合もわかりません。

でもやることはShift + Space」=「半角空白を入力」という割当てを消すだけです。

もし上記の説明じゃできねー!って人は、試行錯誤して頑張ってみてください。

人生にはこういう試練も必要です(投げやり)。

それと、今まで半角スペースを入力するときに「Shift + Space」を使ってた人は今回の設定で使えなくなっちゃうので、

適当に違うキーに「半角スペース」を割り当ててくださいね。

(ちなみに、Ctrl + Spaceはいつでも使えるので、こんな設定は必要ありません。)

ショートカットの応用的な使い方

使い方

ショートカットのちょっとした応用的な使い方を解説しますね。

ここからはの選択(Shift+Spaceで説明していきます。

列もやることは全く同じなので、自分で練習してみてください。

2,3行の選択をするとき

複数の行を選択するとき、大半の人は左の行数字の上をドラッグしてると思います。

でも、2,3行を選択するのに、左の小さい場所にカーソルを動かしてドラッグするなんてめんどくさい。

しかも、ちょっとズレたら行を複数選択するつもりが行の幅を変えちゃったりして、かなりイライラします。

そこで使うが今回のショートカット!

以下のような流れにすると速いです。

例として3行目、4行目を選択してみます。

1.起点となる行の中のセルをどこでもいいので選択

(図では3行目を起点にしたいので、適当にC3を選択してます。D3でもAA3でも、3行目ならどこでもいいです)

エクセルで行を選択するためにC3セルを選択

2.Shift + Spaceを押す

エクセルで行選択するためにショートカットを押す

3.Shift + 伸ばしたい方向の矢印キー( or )を押す

(図では「Shift + 」で1行下に伸ばしてます。)

エクセルで選択した行を拡張

Shift+矢印キーは選択の範囲を広げるショートカットなので、

Shift + Spaceで1行を選択して、そのまま選択範囲を広げてます。

キーボードだけで操作できるし、誤操作も少ないので業務効率化につながります。

ちなみに、2.と3.は逆でもいいですが、最初に行を選択したほうがどこまで範囲を広げるかわかりやすいです。

ちょっと多めの行を選択するとき

例えば10行とかそれ以上のちょっと多めの行列を選択する場合は、以下のように操作するといいです。

今回の例では2~10行を選択してみます。

1.選択したい行が含まれるセルを適当にドラッグ

(図では1列で選択してますが、選択したい行が含まれていれば2列とか3列ドラッグしても構いません。)

エクセルで複数行を選択するためにドラッグ

2.Shift + Spaceを押す

エクセルで行選択するためにショートカットを押す

マウスでドラッグするんですが、

選択したい行が含まれているセルであればどこをドラッグしてもいいので、

いちいち左の方にマウスを持って行って、行数字の上をドラッグしなくて良いのがメリット。

ミスって行の幅を変えてしまうようなミスも防げます。

あ、行の選択足りなかった!」とか、逆に「少なすぎた!」という場合は慌てず騒がず、

Shift + 調整したい方向の矢印キー( or )で微調整してください。

ちなみにボクのいつもの操作としては、2~10行を選択する場合、

起点の2行目はキッチリ合わせますが、ドラッグする先は7~13行目あたりに適当に合わせて、その後「Shift矢印キー」で微調整します。

マウスで10行目にキッチリ合わせるより、こっちのほうが速いからです。

このあたりの操作は自分で試してみてお好みでどうぞ。

選択した後につなげる操作

基本的に行を選択して終わり、ということは普通ありません。

何らかの操作につなげることが多いです。

次につなげる操作として個人的にすごく多いのは、

行を挿入

行を削除

です。

両方とも、

Ctrl + Shift

Ctrl + -(マイナス)

というショートカットがあるので、合わせて覚えておくと業務効率がさらに上がります。

まとめ

まとめ

今回は

・行の選択

・列の選択

・より便利に使うための設定変更の方法

を解説しました。

当たり前のようにやっている操作なんですが、当たり前すぎて効率化しようなんて思わない人が多いと思います。

でも、とても頻度が高い操作なので、ぜひ指が自由に動くまで練習して業務の効率化に役立ててください。

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